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無言実行 〜つぶやきブログ〜

在るものを活かし、無いものを創る

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

藤城清治氏、光と影のファンタジー

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6/16(土)に、奈良県立美術館にて藤城清治氏の光と影のファンタジーに行ってきました。

日本では切り絵の第一人者。御年八十八歳。

切り絵の概念を覆される大作ばかりでした。

自ら編み出した方法で、カミソリと数百色のカラーフィルターを操り、こびとや猫などの愛らしいモチーフから聖書や童話の世界、緻密な風景画など幅広いテーマで独特の世界を創り続けている。

「暮しの手帖」や朝日新聞などへの連載、絵本や画集など出版物のほか、「影絵名作アルバム」や天気予報、CMなどテレビにも登場。

数千点に及ぶ作品は、国内の6つの常設美術館のほか、国内外各地での展覧会で多くの人に支持を得ている。

Misiaや太田光他とのコラボレーションもあったそうな。

木の葉っぱは藤城氏の代名詞とも言われ、細かさと大胆さが伝わってくる。面が大きいのは、「体重を乗せて力を込めて切り込まないと、線に力強さが伝わらないから」とのこと。

本当に米寿ですか?とお聞きしたくなるような、素晴らしいコメントにただ驚く。

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http://blogs.yahoo.co.jp/lightandshadow7111/archive/2009/2/23
 中でも感銘を受けたのは、北海道をモチーフにした切り絵、光彩陸離(1998年)というのだそう。釧路湿原や鹿、木の葉が本当に細かく書かれている。世界最大の切り絵で、そのレプリカが展示されていたのだが、作成に10余年あまりかかったという。徹夜で作業する日も多かったそう。

 10年もかけて一つの作業に丁寧に没頭する。言葉では簡単だが、果たしてできるだろうか。いやー自身はまだまだ小さいということに気付かされる。

 駅や病院で動作観察を自然としている時期もあったが、思考が機能面に終始していた気がしていたのに3年前ぐらいから感づく。五感を研ぎ澄ませ、鍛えろとよく言われるが、機能面に終始した観察のみで果たしていいのであろうか。

 全く知らない、予期せぬものに出会ってこその感動や発見、視点や思想もありだと思う。そこには人間らしさがあるのではないかと感じる。

 勉学は勿論重要であるし生涯していくことではあるが、その他も同じように重要なのではと思うぐらい土曜日は感動しました。

 藤城氏、スタッフの方々等ありがとうございました。出会えてよかった。


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